本来お金を支払って利用できる着うたですが、サイト運営元が著作権使用料を支払うということなら、ユーザーはお金を支払う必要はありません。著作権使用料が支払われ、その資金の出所が明確なものであれば、著作権協会は管理している音楽作品を音楽配信に利用することを認めてくれるからです。無料着うたサイトはまさにこの方法で音楽配信を行っているわけです。

 

ただし利用者からお金を徴収しないといっても、無料サイトは自腹で使用料を負担しているわけではありません。それはビジネスではありませんしだいいち長続きしません。ではどうやってその資金をどうやって捻出しているのかですが、無料着うたサイトは広告収入によって成り立っているのです。これならどうして無料で音楽配信ができるか納得できるのではないでしょうか。

 

無料着うたサイトは、上記の通り、JASRACとの間に、広告収益の一部を著作権使用料として支払うという契約を締結しているのですが、この契約を交わしている証として、許諾番号を発行してもらっており、運営しているサイト上に分かりやすく表示しています。つまりこの許諾番号を表示しているサイトなら、着うたをダウンロードしても大丈夫ということです。もちろん僕が利用しているモバイル着うたもサイト上に協会の許諾番号を表示しています。

 

少し前に無料着うたサイトの運営者が逮捕されるということがありましたし、今も摘発されている違法サイトは無くなっていません。そしてそうしたサイトはどうして逮捕されているのかというと、無断で他人の音楽作品を不特定多数の人がダウンロードでいる状態にしていたからです。きちんと包括契約を結んでいるか、無断かというところがいちばんの違いということです。